下地補修とは塗装・防水施工などをするにあたり、素地面の補修工事をすることです。凸凹や亀裂、欠損やピンホールなどを削り取ったり埋めたりするとても大切な作業です。
鉄筋コンクリート造は強固な建物ですが、コンクリートはセメントと砂と砂利に水を加えて練り上げてできたものです。外気の温度が高いと膨張し、温度が低いと収縮するという性質があります。これに伴う経年において表面の仕上げが劣化したり、ひび割れができたりすると、雨水の浸入などで徐々に中性化が進み、中の鉄筋が錆びて膨張し、それがコンクリートを押し出して破壊します。
そのまま放置すると、ひび割れから雨水が浸入し、内部の鉄筋の腐食を促し、建物の寿命を縮めてしまいます。これを補うために、下地補修が必要となります。
工事一覧
浮き注入
―STEP01
ハンマー打診・外壁浮き部屋確認し、マーキングします。
―STEP02
ドリルにて、注入孔の穴を開けているところです。
―STEP03
注入孔を清掃します。
―STEP04
エポキシ樹脂の注入状況です。
―STEP05
最後に、ステンレス全ネジピンを挿入します。
―STEP06
施工後です。
欠損補修工事
―STEP01
―STEP02
―STEP03
―STEP04
―STEP05
鉄筋爆裂補修工事
―STEP01
―STEP02
―STEP03
―STEP04
―STEP05